2026-04-01から1ヶ月間の記事一覧
「認知症でない人にはわからない」——だからこそ、当事者同士でつながろう 家族や専門職という頼れる仲間ができたとしても、「この気持ち、うまく伝わっていないかもしれない」と心細くなることがあるでしょう。そんなときに力になってくれるのが、同じように…
COPD患者さんの日常生活と息切れ——息切れを起こしやすい5つの動作パターンと対策 COPDの息切れは歩行時や階段昇降だけでなく、食事・着替え・入浴といった普段の何気ない生活動作でも生じます。作業療法の視点から、どのような動作が息切れ・低酸素につなが…
「もしかして……」と思ったら——認知症の小さなサインに気づき、一歩を踏み出すために 「普通にできていたことができなくなっている」「今までとちょっと違うかもしれない」——そんな小さな違和感を感じていませんか?認知症は早期に気づいて向き合うことで、で…
デコンディショニングとは何か——6つの評価指標と運動療法前に知るべきこと 慢性呼吸器疾患の患者さんは、呼吸困難のため運動を避けがちになり、全身の機能が低下する「デコンディショニング」に陥りやすい状態です。運動療法を安全に行うには、まず身体機能…
次々に襲い来る「手続き」という名の壁 お会計、ICカードのチャージ、料理の手順——当たり前に見えるこれらの行為には、じつは複数の「壁」が隠されている。計算・記憶・判断・環境適応の障害が日常にどう影響するかを読み解く。 #手続き障害#計算困難#心身機…
6分間歩行試験(6MWT)の方法・評価・禁忌——HOT導入に欠かせない検査を完全解説 安静時に低酸素血症がなくても、労作時に酸素需要が高まり低酸素血症が現れる患者さんがいます。そのスクリーニングに最も広く使われるのが「6分間歩行試験(6MWT)」です。実…
パーキンソン病の新たな選択肢・ヴィアレブ — クリニックとして三浦半島初・神奈川県3施設目の承認施設になりました 本日、パーキンソン病の皮下注射薬「ヴィアレブ(Vyalev)」の初期投与開始に必要なトレーニングを、当クリニックにて実施いたしました。今…
パルスオキシメータの正しい使い方と注意点——原理・種類・7つの落とし穴 在宅酸素療法の適応判断や酸素流量の設定に欠かせないパルスオキシメータ。しかし正確な値が表示されない状況が複数あります。本記事では原理から種類の選び方、7つの注意点まで詳しく…
在宅酸素療法(HOT)の保険適用・診療報酬・導入検査を徹底解説 在宅酸素療法(home oxygen therapy:HOT)は、どのような疾患・条件で保険適用になるのか。診療報酬はいくらか。導入に必要な検査は何か。本記事では医療専門書の内容をもとに、HOTの保険制度…
さくら在宅クリニック 神奈川県逗子市・在宅医療・訪問診療 診療のご相談 ▾ 認知症・脳の健康 「音が遮れない、集中できない」それは脳の注意機能の障害かもしれません #タグ#在宅医療#認知症#逗子市#訪問診療#注意機能障害#感覚過敏#脳の健康#カクテルパー…
増え続けるCOPD——疫学・医療費・患者負担のすべてを整理する 慢性閉塞性肺疾患(COPD)は世界的に患者数・死亡数が増加し続けており、日本でも深刻な社会課題となっています。本記事では、疫学データ・経済的負荷・患者・介護者への影響、そして最新の治療オ…
認知症と「道に迷う」——空間認識の障害を知ることが、支援の第一歩 「いつも通っている道なのに、突然わからなくなってしまった」——認知症のある方が感じる"迷子感"は、単なるうっかりではありません。空間認識に関わる脳の機能障害が、その背景にあります。…
精神症状に使える漢方処方4選——焦燥・不安・不眠・興奮別に解説 終末期や在宅療養中に現れる焦燥感・不安・落ち込み・興奮といった精神症状。抗精神病薬への抵抗がある場合、漢方薬が有力な選択肢になります。今回は代表的な4処方を症状別に整理します。 症…
さくら在宅クリニック|逗子市 「服が着られない」は怠けじゃない——認知症が起こす"意思と身体のズレ"とは #在宅医療#認知症#さくら在宅クリニック#逗子市#着替え介助#着衣失行#身体地図#距離感#介護のヒント#日常動作#認知機能#在宅ケア#家族介護#空間認識 …
COPDの合併症と酸素療法の有用性— 男女差・生存率・夜間療法まで — #COPD#合併症#長期酸素療法#LTOT#性差医療#低酸素血症#呼吸器疾患#生存率 COPD(慢性閉塞性肺疾患)の合併症は、単なる「併存疾患」ではなく、全身性疾患としてのCOPDの一部として捉える必…
終末期の精神症状に漢方は使えるか?抗精神病薬に抵抗のある患者さんへの選択肢 抗精神病薬への抵抗や副作用が懸念される場合、漢方薬という選択肢があります。その特徴と注意点を整理しました。 ✅ 漢方の良いところ 依存性が少ない抗精神病薬には依存性があ…
#食後不快感 #摂取量低下 #加味逍遥散 #自律神経 #食後発汗 #在宅医療 #漢方治療 #食欲不振 #更年期症状 #さくら在宅クリニック 食後不快感による摂取量低下 ──食後発汗・動悸から自律神経機能異常を疑い、加味逍遥散で劇的改善した症例 「食事をすると汗が…
COPDにおける長期酸素療法とQOL ── エビデンスは何を示しているか 慢性呼吸障害を抱える患者にとって、Quality of Life(QOL)の維持・向上は治療の重要な目標です。しかし、酸素投与がQOLに与える効果は必ずしも明確ではなく、複数の研究が異なる結果を示し…
「今日、何曜日だっけ?」——認知症がもたらす時間感覚のズレとは #在宅医療#認知症#さくら在宅クリニック#逗子市#時間感覚#体内時計#介護#在宅ケア#認知症ケア#家族介護#コンロ消し忘れ#生活の困りごと はじめに 飛行機で海外旅行に出かけたとき、「時差ボケ…
「お風呂が嫌い」「味がしない」—認知症が引き起こす感覚の変化を知っていますか? 「お風呂に入ってくれない」「食事の味付けが毎回濃すぎる」「夏なのに震えている」——介護をされているご家族から、こうした声をよく聞きます。これらは意固地や気まぐれで…
低酸素を生じる病態と酸素療法の有用性 COPDにおける肺機能の変化と労作時低酸素血症の予測 #COPD#低酸素血症#酸素療法#深吸気量(IC)#動的過膨張#FEV₁#6分間歩行試験#GOLD分類#呼吸器疾患#肺高血圧 慢性閉塞性肺疾患(COPD)では、安静時だけでなく労作時に…
さくら在宅クリニック まず考えたこと 肺扁平上皮癌術後再発後の倦怠感・食欲不振に対する鑑別診断のアプローチ #がん関連倦怠感(CRF)#副腎機能抑制#ステロイド離脱症候群#電解質異常#低Na血症#SIADH#CSWS#肺扁平上皮癌#在宅医療#緩和ケア#デカドロン#PET-C…
聞けない・集中できない・すぐ疲れてしまうその理由 「カクテルパーティー効果」が機能しなくなったら何が起きるか?注意機能の障害が日常生活に与える影響を、当事者の声と解説で読み解く。 #注意機能障害#感覚過敏#心身機能障害#認知機能#日常生活の困りご…
COPDと認知機能障害―低酸素血症・長期酸素投与の影響― 慢性閉塞性肺疾患が引き起こす認知機能の低下と、酸素療法による改善の可能性 #COPD#認知機能障害#低酸素血症#長期酸素療法#LTOT#神経精神 COPD(慢性閉塞性肺疾患)では認知機能障害の合併が高頻度に認…
日常がトリックアート化していく——認知症と「錯覚」の世界 玄関マットが落とし穴に見える。電車とホームの隙間が深い谷に見える。認知症による「知覚・認識」の困りごとを、わかりやすく解説します。 # タグ:在宅医療訪問診療認知症視覚障害錯覚転倒予防知…
COPD患者の運動時低酸素血症と酸素療法の有用性——運動能への影響を探る 2025年|呼吸器科|読了目安:約12分 COPD酸素療法HOT(在宅酸素療法)運動耐容能6分間歩行試験低酸素血症SpO₂SBOT(短時間酸素療法)肺リハビリテーション呼吸困難DLco(肺拡散能)FEV₁…
「顔がわからない」—認知症による顔認識障害を知っていますか? 「あの人、どこかで会ったことがある気がするけど、名前が出てこない」——こんな経験は誰にでもあります。しかし認知症の方の場合、顔を見てもその人が誰なのかまったくわからないという症状が…
認知症ケア × 在宅医療 生活から言葉や記号が 消えるってこんなに不便だったのか! 認知症による「言語・コミュニケーション障害」を理解し、ご本人・ご家族が安心して暮らせるヒントをお届けします。 # タグ:在宅医療訪問診療認知症言語障害コミュニケーシ…
がん患者さんの食欲不振・倦怠感――その背景にある複雑な病態を読み解く 病歴 肺扁平上皮癌の術後再発に対して放射線治療を施行後、免疫療法を導入し再発なく経過。2024年以降、明確な再発所見がないにもかかわらず食欲不振と倦怠感が持続。アナモレリンやデ…
COPDの息切れに酸素療法は効くのか?エビデンスが示す複雑な現実と個別化アプローチの重要性— さくら在宅クリニックの視点から 息切れと低酸素血症は必ずしも一致しない。酸素が息切れに効く人・効かない人がいる理由と、在宅での個別評価の実践をエビデンス…