血圧を下げる薬には、以下のような種類があります。
沢山あり分かりにくいですね。
1)カルシウム拮抗薬
2)アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬
またはアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)
3)利尿薬
4)交感神経β受容体遮断薬(β遮断薬)
5)交感神経α受容体遮断薬(α遮断薬)
難しい名前ばかりですね。
でも自分がどんな薬を飲んでいるのか、飲むなら効果の高い薬を内服したいところです。
以前書いたガイドラインの推奨は1-3までの薬です。
どの薬が効果的か評価するには、統計的に解析します。
統計学は非常に奥が深く正直私も分からないことだらけです(笑)。
一つの手法として沢山の論文の結果を全てプールして、そこから適切な治療法を評価する方法があります。
メタ解析と呼ばれる手法で、こうした解析には背景因子などがごちゃまぜにされており、正しくない方向へ結果が導かれる可能性がります。
ただし、こうした正しくない方向も解析対象の数が増えれば誤差となり、より現実世界(リアルワールド)を反映した結果になります。
次は薬の具体的な作用を書きたいと思います。