在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

今年3本目の論文

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血管内治療におけるレスキュー症例

今年3本目の論文が掲載され送られてきました。

本稿は、緊急での血管内治療時アクセスルートに関するトラブルに関して書かせて頂きました。

急性期再開通療法は、時間との勝負にて事前情報無しで治療が始まります。

もちろん頭蓋内の情報は、ある程度分かった上なのですが、頭蓋外の情報は治療と並行しながら確認するので注意が必要です。こうした時のトラブルシュートとしてお役に立てればと考え、投稿させて頂きました。