在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

認知症を科学する

f:id:neurosamasama:20220104115958j:plainまずドネペジルにおいて2mgの有効性が否定された
過ぎに3mg,5mgにおいても有効性評価行い、試験としてうまくいかず、症状の重い症例のみにて134試験により有効性の可能性が認められたものである。
これらが示すのは、認知症治療薬として上梓されたドネペジルも有効性の証明にかなり苦心の上に臨床応用されたものであり、胃潰瘍などにH2ブロッカーなどのように劇的に効果示した薬ではないことが重要です。在宅医療 | さくら在宅クリニック | 逗子市 (shounan-zaitaku.com)