在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

栄養管理を科学する

痩せるってどういうこと?

これは利用するエネルギーの順番で考えると分かりやすくなります。

 

①グリコーゲン(肝臓、筋肉に貯蔵の炭水化物)の貯蔵は

これは2000-2400kcal(1日分)たった1日の禁食で無くなります。

家計で例えると財布のお金にあたります。

 

②脂肪(皮下脂肪、内臓脂肪)

これは10万kcal(1カ月分)で痩せている人はすぐに枯渇します。

家計で例えると定期預金のお金にあたります。

③タンパク質(筋肉、内臓などの身体そのもの)

これは身を削る行為であり重症患者さんは、いきなりタンパク質に手をつけることになります。

家計で例えるとマイホームにあたります

最も重要なことは、患者さんのタンパク質を削らせない!!!ことです。https://www.shounan-zaitaku.com