在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

ケアマネージャーの試験を受けます

ケアマネージャーの試験を受けます!こうして公言すれば逃げられなくなります。受験申請が6月、試験が10月にて2023.6受験申込、2023.10試験のスケジュールでいきます。合格率は、年によりかなり幅があります。因みに合格率は10~20%前後で、簡単な試験ではないですね。いや、かなり難関ですね。頑張ります。では、何故こうした資格試験を目指すのか内的動機としては介護保険の仕組みに精通するためです。長らく脳卒中治療に従事しており介護申請などに間接的に関わってきたのですが、正面からの理解が必要と痛切に感じている為です。何故、介護保険の理解が必要な具体例として

軽症の脳梗塞にて短期入院後に自宅へ直接退院する場合を想定します。身の回りのことは自立しているが独居であるが幸い子供さんが近隣に住んでおり少なからずサポート可能であり、施設へは入りたくない。但し今までより少し不自由であり、布団で寝起きしている。こうした場合、介護保険を使えば、介護用ベッド、リハビリのための歩行器などを安く借りられたり、訪問リハビリを導入できたり、家族の負担減らす為時々ショートステイを利用する方法もあります。介護保険を使うためには介護認定を受けておく必要があります。介護認定を受けていなかった場合は、介護認定の申請をアドバイスします。65歳以上であれば、だれでも申請できます(40~64歳でも条件付きで申請できます)。介護認定により介護度が決まるまでは約1か月かかりますが、認定される前にも見込みで介護サービスを利用できるので、まずは申請しておくことが必要です(認定されるまでサービスが受けられない訳ではありません)。こうした申請方法が分からない場合は申請の方法などもお伝えする必要があり、療養上のアドバイスをすることも医師の大切な役割の一つと考えます。

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逗子、葉山、横須賀、鎌倉を撮影される山内様の写真です

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