在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 10

癌疼痛のある患者に対してオピオイド使用+αとして

抗うつ薬、抗痙攣薬、抗不整脈薬、ケタミンは推奨されるかという問いに対して

オピオイドを増量しても十分な鎮痛効果が得られない or 有害作用により増量出来ない場合は➤弱い推奨となります。

具体的には自身としてプレガバリン、ミロガバリンは非常に頻繁に使用します。

デュロキセチン、ノルトリプチンは時に使用する程度です。

ケタミンは使用経験ありますが、在宅で使用する場合は、準備頂くファーマシーの都合もあり、難しい現状です。

但し、鎮痛に関してオピオイド以外の選択肢も常に頭に置きながら行うことが重要です。」

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緩和ケアにおける抗うつ薬、抗痙攣薬、抗不整脈薬、ケタミンの使用

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