在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

ハイドロリリース(筋膜リリース)を科学する19~筋膜の驚くべき役割 〜無視されてきた「情報ネットワーク」〜

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筋膜は、長らく医学の分野で軽視されてきた存在でした。しかし近年の研究により、筋膜には多数の感覚受容器が存在し、筋肉と硬膜(脳を包む膜構造)の物理的な連続性を保持する橋渡しの役割を果たしている ことが明らかになっています。

筋膜と神経ネットワークの類似性

さらに、電子顕微鏡で観察すると、筋膜の構造は神経細胞のネットワークと非常に似ている ことが分かります。これは、筋膜が単なる「包み」ではなく、体内で情報をやり取りする高度なシステムの一部である可能性を示唆しています。

まるで、神が情報伝達のために異なる組織に共通の構造を与えたかのように 思えてなりません。

YouTubeで学ぶ「在宅診療と筋膜治療」

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