
「椎間板ヘルニア」と聞くと、多くの方が「腰が痛い」というイメージを持っているかもしれません。
ですが実は――
椎間板の突出(いわゆるヘルニア)によって生じるのは、主に**坐骨神経痛(下肢痛)**です。
腰そのものの痛み(腰痛)は、必ずしもヘルニアから直接くるわけではありません。
では、腰痛が出る場合はどういうメカニズム?
椎間板周囲の神経支配は非常に複雑で、以下のような流れで腰痛が引き起こされることもあります。
- 椎間板にメカニカルストレス(物理的負荷)
- → 炎症性サイトカインが放出される
- → 自由神経終末が刺激され、痛みとして認識される
- → 腰痛として感じる
つまり、**“椎間板性腰痛”**と呼ばれる状態です。
椎間板性腰痛の特徴とは?
以下のような症状がある場合は、椎間板が原因の腰痛を疑います。
- 椅子から立ち上がる時に腰が痛む
- 前屈動作で両側に痛みが出る
- 表面的な痛みではなく、深部にズーンと響くような痛みがある
こうした症状がある場合、ヘルニアではなく「椎間板性腰痛」の可能性を考えてみるとよいでしょう。
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