在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

栄養管理を科学する62~下痢の時、経腸栄養剤はどうする?

〜在宅での適切な対応ステップ〜

在宅医療の現場でよくあるご相談のひとつが、**「経腸栄養剤を使っている患者さんが下痢をした場合、どうすればいいか?」**というものです。

下痢が起こると、
「このまま栄養を続けてもいいの?」
「すぐ中止すべき?」
「病院に連絡するべき?」
など、介護されているご家族や施設スタッフの方々も、不安になりがちです。

そこで今回は、下痢時の経腸栄養剤の基本的な対応ステップについてお伝えします。


✅ 下痢時の対応ステップ(概要)

  1. まずは原因を見極める
     感染?薬の影響?栄養剤そのもの?ストレス?など、可能性を考えます。

  2. 脱水予防を意識する
     水分補給がとても重要です。経口摂取が難しい場合は医療者に相談を。

  3. 経腸栄養剤の種類や速度を見直す
     脂質が多い製剤や、浸透圧が高い製剤では下痢を起こしやすいことも。速度も速すぎないよう調整が必要です。

  4. 整腸剤などの併用も検討
     必要に応じて、乳酸菌製剤などを一時的に追加することもあります。

  5. 一定期間観察し、改善なければ医師へ相談
     状態が改善しない場合や、下痢が続く場合は必ず医療機関へご相談ください。


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こうした対応は、言葉だけではなかなかイメージしにくいことも。
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