在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

栄養管理を科学する69~【栄養剤の違いがわかる!】とろみ剤を加えた半固形栄養の「性状」比較

在宅医療では、胃ろうなどによる経腸栄養の工夫が日々求められています。
そのひとつが、とろみ剤を加えて“半固形化”する方法です。

今回は、代表的な3製品(エンシュア、エンシュア・ハイ、ラコール)にとろみ剤を加えた場合の胃内での状態をご紹介します。

▶ 製品によって“粘度”がまったく違う

実際にとろみ剤を加えると、製品ごとの性状の違いが明確になります。
ラコールは比較的さらっとしており、エンシュアは粘度が高く固まりやすい、といった特性があります。

また、成分栄養剤(例:エレンタールなど)はアミノ酸ベースであり、胃酸によって凝固しにくいという特徴もあります。
こうした違いを理解しておくことで、逆流や誤嚥のリスク低減にもつながります。

📺 詳しい実例や投与の工夫はYouTubeで解説中!
「内田賢一のYouTubeチャンネル」では、在宅現場でのリアルな工夫や注意点を、医師の視点でわかりやすくお伝えしています。

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