在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

在宅医療を科学する46~あれ?思っていた経過と違う……!


足底部の創傷を診察していたところ、医師もスタッフも「あれれれ???」と思わず声に出してしまうような状況に遭遇しました。

在宅医療の現場では、毎回の訪問が「発見」の連続です。前回の診察からの変化が予想と異なることも少なくありません。それが良い方向への変化であっても、懸念が増す変化であっても、しっかり観察・記録・対応することが大切です。


在宅での足部創傷ケアのポイント

足部の潰瘍や傷は、特に以下のような患者さんで注意が必要です:

  • 糖尿病のある方:神経障害や血流障害により自覚症状が乏しいことがある
  • 寝たきり・低活動の方:血行不良や皮膚の脆弱化が起こりやすい
  • 高齢者:皮膚が薄く、治癒力が低下している

訪問のたびに創の大きさ・深さ・色・滲出液・臭い・周囲皮膚の状態を記録し、変化を見逃さないようにしています。


在宅医療だからこそできること

病院に来ることが難しい患者さんのご自宅に直接伺い、その場の環境・生活状況も踏まえた上でケアを行えるのが在宅医療の強みです。

「ちょっとした変化」も見逃さず、患者さんとご家族の安心のために、さくら在宅クリニックは今日も訪問を続けています。


まとめ

✅ 創傷は毎回丁寧に観察・記録する
✅ 予想と異なる経過も冷静に評価
✅ 在宅環境に合わせた個別ケアが重要
✅ 患者・家族と連携したチームアプローチ


さくら在宅クリニックでは、褥瘡・創傷管理を含む包括的な在宅医療サービスを提供しています。ご相談はお気軽にどうぞ。

 

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