在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

2023-03-13から1日間の記事一覧

認知症を科学する

せん妄の特徴は時間的変動と時間軸が挙げられます。 またこうしたせん妄状態を引き起こす準備状態にあるか否かも重要な要素です。 #在宅医療 #高齢者認知症治療 #認知症治療薬の真実 #認知症治療の真実 #抗認知症薬の効果の科学的根拠 #逗子、葉山、横須…

在宅医療における薬の飲みすぎに関する問題

薬の飲みすぎをポリファーマシーと呼びます。カタカナの方が何か学術的な印象もあるので、ポリファーマシーとします。私自身、勤務医時代におけるポリファーマシーの原因は、処方する側7割、処方される側3割と考えてました。 「先生、歩くと少しフラフラす…