在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

2020-01-01から1年間の記事一覧

未破裂脳動脈瘤と診断された患者様へ

脳の病気 – 千葉徳州会 脳神経外科 未破裂脳動脈瘤について 未破裂脳動脈瘤とはクモ膜下出血の原因となる脳動脈瘤であり、脳動脈瘤の破裂前における状態を指します。脳動脈瘤とは脳動脈の血管壁が薄くなったりもろくなることで生じるものであり、そこが膨ら…

難治性疼痛に対する脊髄刺激療法(SCS)を開始いたします

千葉徳州会 脳神経外科 – 厚生労働省 千葉徳州会病院 沖縄徳州会 脳神経外科 下肢や上肢に関する疼痛で手術により、改善しない場合も残念ながら存在します。 こうした患者さんに対し、薬物治療だけでなくもう一つの選択肢として脊髄刺激療法(SCS)を開始い…

病院HPに2019.6-2020.6までの手術実績を更新しました

brainkenichi.com 病院HPに2019.6-2020.6までの手術実績を更新しました。 当科にチームとして赴任して最初の一年間の手術治療実績を病院HPに挙げました。 動脈瘤治療は初年度のみで72件行っております。今後も当科の特色である血管内治療による低侵襲治療に…

コロナウィルス理解の基本の3

https://brainkenichi.com/ コロナウィルス理解の基本続きです

コロナウィルス理解の基本2

https://brainkenichi.com/ コロナウィルス理解の基本続きです

コロナウィルスとクモ膜下出血

https://brainkenichi.com/ コロナウィルスと脳卒中の関係については、今後改めて述べさせて下さい。 ここでは、コロナとクモ膜下出血の関係について。 まず、フランスからは「くも膜下出血患者さんが激減している」と報告されていました。(J Neurosurg Sci…

コロナウィルス理解の基本

コロナウィルス理解深める為、風邪(上気道炎)理解の基本について連続で解説させて頂きます。 https://brainkenichi.com/ https://brainkenichi.com/%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e3%82%a6%e3%82%a3%e3%83%ab%e3%82%b9%e7%90%86%e8%a7%a3%e3%81%ae%e5%9f%ba%e…

2020.8.15(土)にテレビ出演させて頂きます

https://brainkenichi.com/ 2020.8.15(土)にテレビ出演させて頂きます。ごくごく真面目な脳梗塞の話をさせて頂きました。

新しいコロナの4

https://brainkenichi.com/ 重症と軽症の違いは? PCR検査って? ドライブスルーPCRとは?

新しいコロナのまとめ3 https://brainkenichi.com/

https://brainkenichi.com/ 小児例は? CTの画像は? CTの画像は?

新しいコロナのまとめ2

コロナの症状とは? かかるとどうなる? 重症化って何がおこること? 重症化しやすい人たちは? https://brainkenichi.com/

新型コロナの新しいまとめ

コロナウィルスの基礎知識 コロナウィルスの新型と言われる理由 コロナウィルスの症状の特徴

新型コロナに対して我々ができること

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重症化しやすい患者さんの特徴(どの様に拾いあげるべきか)

*一部他院のパンフレットを参照してあり、当院の規定のパンフレットとは異なります

コロナウィルスに関して、今私達にできること

新型コロナウィルスの治療法は?

#新型コロナウィルス#感染爆発#クラスター#塞栓性脳梗塞#脳外科#内田賢一#脳卒中#血管内治療

PCR検査を誰に行うべきか

新型コロナウィルスの重症度(致死率など)に関し現在分かっていること

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新型コロナウィルスの診断方法は

https://brainkenichi.com/ 新型コロナウィルスの診断方法は 感染症の診断は、病原微生物と感染臓器の特定から成ります。つまり、どのような名前の病原微生物がどこの臓器についているかが分かると、感染症の診断が成立することになります。 例えば、肺炎球…

新型コロナウィルスとは

現在、様々な問題を引き起こしている新型コロナウィルスですが、医療者として正しい情報発信を出来ればと考えています。これから、数回に分けて書いていてきたいと考えております。どこで感染が増えた、経済に影響与えているなどとは異なる感染に関する本質…

webセミナーのご連絡

webセミナーのご連絡 今週の3/19にweb上でセミナー行わせて頂くことになりました。塞栓性脳梗塞に対する治療で血栓回収療法から少し視点ずらして予防や神経保護の話をさせて頂く予定です。 自身、血栓回収療法に関しては時間短縮やテクニカルな部分に焦点が…

脳神経外科とは経験値を科学する学問である

アイスマン 「脳神経外科とは経験値を科学する学問である」これは、後期研修医時代のお師匠さんが言っていた言葉で、その当時含蓄ある言葉だなぁと感心しました。手術を効率よく美しく行うには様々な工夫を要するのですが、これは経験値からどの様に工夫すべ…

急性期再開通療法における時短の先

急性期再開通療法の時短の先 急性期再開通療法において時間短縮が、最も大切であることは常識なのですが。 頭蓋内大血管閉塞において、機能生命予後を改善する為に次に我々は何が出来るのか? 欧米では急性期再開通療法×神経保護因子投与という試みが沢山行…

複雑巨大中大脳動脈瘤のHybrid治療 自験例 最近当院でも経験した複雑MCA動脈瘤に関する文献考察です。 複雑MCA(中大脳動脈)動脈瘤とは、分かりにくい表現ですが、つまり形が歪で開頭手術によるクリッピングや血管内治療によるコイリングのみでは難しい症例で…

一次脳卒中センターpsc認定施設として認定されました

医療の地域間格差をなくそう! https://brainkenichi.com/一次脳卒中センターpsc認定施設として認定されま/ 当院も1次脳卒中センターに認定されました 脳卒中は、とりわけ地域間格差の多い疾患です 疾患の特徴として急ぐという点から搬送されるまでの距離は…