在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

褥瘡を科学する

褥瘡管理において、上記のことに気をつけることが重要です。 在宅医療 | さくら在宅クリニック | 逗子市 (shounan-zaitaku.com)

一般臨床医が認知症治療薬をどの様に使うべきか

科学的認知症診療 5Lessons | 小田 陽彦 |本 | 通販 | Amazon 認知症診療に関する記載として、非常に有用な本です。そしてこの筆者の最も言いたいところは、「一般臨床医は抗認知症薬を使わないのが基本」だと思います。この意見には、非常に同意します。病…

褥瘡を科学する

トップドレッシング(2次ドレッシング)使用の際は、資料が示すように湿潤環境、感染管理に考慮することが必要です。在宅医療 | さくら在宅クリニック | 逗子市 (shounan-zaitaku.com)

認知症患者の身体拘束について

以前も書いたのですが、認知症患者さんが入院されるとかなりの頻度で身体拘束されます。程度はベッドから起き上がれないくらい本格的なものから、車いすに固定される程度まで様々です。これは転倒などの危険防止や脱走防止です(実際、院外で保護されるなどの…

褥瘡を科学する

,"entityRanges":,"data":{"textAlignment":"left"}}],"entityMap":{},"VERSION":"8.68.2"}">ドレッシング材は適切なサイズにて使用が重要ですが、資料にあるようにカットして使用できるドレッシング材と、カットすることが望ましくないドレッシング材があり…

褥瘡にラップ療法は本当に大丈夫?

傷口にラップっていいの? 熱傷・褥瘡、専門家の見解は:朝日新聞デジタル (asahi.com) この記事の中で、日本熱傷学会は傷口にラップは「絶対に使ってはならない」、日本褥創学会は「やむ得ない場合は考慮してもよい」との見解を出しています。 では、実際に…

褥瘡を科学する

ドレッシング材の選択において、滲出液の量をめやすにドレッシング材を選択することが重要です在宅医療 | さくら在宅クリニック | 逗子市 (shounan-zaitaku.com)

認知症は薬で治るのでしょうか?

認知症が薬で治るか?という問いの前に認知症とは病気なのでしょうか?人の神経細胞は再生しません。一応、これは原理原則であり、実際再生される部位もあります。但し、人間神経細胞が再生しないことは、理に適っていると私は考えます。もし、脱落した神経…

褥瘡を科学する

,"entityRanges":,"data":{"textAlignment":"left"}}],"entityMap":{},"VERSION":"8.68.2"}">資料の様にドレッシング材を使用することも可能です。重要なことは、各ドレッシング材の特徴や創部の状態に合わせた大きさのドレッシング材を使用することです

介護保険と医療保険の違い

自身、勤務医時代に介護保険と医療保険の明確な違いを理解できていませんでした。以前の施設で勤務していた時にデータ整理の際に10年間で約1万人の脳卒中診療に携わり、7千人の脳梗塞患者を診ていたことを知りました。その中でかなりの患者さんが介護申請を…

褥瘡を科学する

ドレッシング材を使用する際に重要なことは、各ドレッシング材の特徴や創部の状態に合わせた大きさのドレッシング材を使用するということです。在宅医療 | さくら在宅クリニック | 逗子市 (shounan-zaitaku.com)

在宅医療における圧迫骨折の治療

これは、非常に難しい問題です。外科的な治療は偽関節など不安定性を伴う場合に検討されますが保存的治療においては、また別に機会設けて書かせて頂きます。自身も圧迫骨折で偽関節生じた患者さんに固定術やBKP(骨折した箇所をセメント様のもので固める治療)…

褥瘡を科学する

疼痛緩和を目的としたドレッシング材は上記資料のようなものがあります。 日本で販売されているドレッシング材は疼痛緩和する効用ありませんが、粘膜部をシリコーンにすることで角層傷めず、痛みを最小限にするドレッシング材が多く発売されるようになりまし…

薬剤性のパーキンソン症候群

パーキンソン病は、中脳黒質のドパミン神経細胞の変性を主体とする進行性の疾患です。診断に関してはMIBG心筋シンチグラフィーと呼ばれる、心臓の交感神経の状態を診る検査を行う場合もあります。これは、MIBG(メタヨードベンジルグアニジン)というノルエ…

高齢者の発熱について

,"entityRanges":,"data":{"textAlignment":"left","dynamicStyles":{"line-height":"2.16"}}},{"key":"fofb1","text":"高齢者の発熱について","type":"unstyled","depth":0,"inlineStyleRanges":[{"offset":0,"length":10,"style":"{\"FG\":\"#333333\"}"}]…

褥瘡を科学する

浸出液を吸収し保持するドレッシング材として資料のような被覆材が挙げられます。 これらの被覆材は、余分な浸出液を貯留させないように、創面の浸出液を吸収します。また、吸水力に優れ、かつ浸出液を保持し湿潤環境を保ちます。深さある創に充填することも…

高齢者の発熱について

脳卒中などで意識状態が清明でない患者さんなどにおいて、発熱は常につきまとう症状です。人は寝ている間も無意識下に嚥下しています。これは唾液もそうですし、食事した際の食べ物や胃液が逆流してくる場合も同様です。こうした患者さんに都度検査や抗生剤…

褥瘡を科学する

資料の褥瘡被覆材の重要な特徴として浸出液を吸収し保持するドレッシング材であることが挙げられます。 これにより余分な浸出液を貯留させず、創面の浸出液を吸収します。さらに吸水力に優れ、かつ浸出液を保持し湿潤環境を保ちます。また深さある創に充填す…

2022年10月ケアマネージャーの試験を受けます

ケアマネージャーの試験を受けます!こうして公言すれば逃げられなくなります。受験申請が6月、試験が10月にて2022.6受験申込、2022.10試験のスケジュールでいきます。合格率は、年によりかなり幅があります。因みに合格率は10~20%前後で、簡単な試験では…

褥瘡を科学する

褥瘡の状態によっては、壊死組織の除去が必要な場合もあります。こうした場合は、壊死組織を自己融解させる外用薬が有用な場合があります。以前と比べ、褥瘡治療の道具は格段に増えており、これらの特性を理解し、適切な治療が行えるようにしていかなければ…

不定愁訴に関する考察

勤務医時代に私と同世代の方が、めまいがする、足ジンジンする、耳鳴りがするので調べて欲しいと外来に来られてました。私自身、体調不良というものを現在まで殆ど経験したことがなく、正直型通りの画像、検査などにて問題ありませんとしておりました。ただ…

褥瘡を科学する

今回から在宅医療において切っても切り離せない褥瘡を科学的考察させて下さい。 まず、ドレッシング材は上記の様に何種類かに分類できます。 示したドレッシング材は 創面閉鎖し、創面に湿潤環境形成するドレッシング材であり 粘着性のドレッシング剤が創周…

褥瘡に関する革命~湿潤療法+栄養改善

脳外科医として勤務医をしていたころ、創部感染の問題は時起こっていました。脳卒中患者の褥瘡も頭を悩ませる問題です。研修医の頃は、毎朝傷を消毒してガーゼ交換することが至上の命題であり、唯一の病院内での存在意義でもありました。そうした頃に創処置…

認知症を科学する

上記資料が示す重要なことは生活習慣病と関係ないと思われる アルツハイマー病が生活習慣の改善により 進行が止められる可能性があるということです 在宅医療 | さくら在宅クリニック | 逗子市 (shounan-zaitaku.com)

先生あとどれくらいですか?~家族から聞かれる質問に対して

,"entityRanges":,"data":{"textAlignment":"left","dynamicStyles":{"line-height":"2.16"}}},{"key":"8bn3r","text":"私自身は下顎呼吸が出現したら、家族などに集まってもらうようにしています。しかし、死亡直前に必ずこういった徴候が現れるとも限らず…

認知症を科学する

認知症を防ぐには、生活習慣病予防とリンクするようです。 在宅医療 | さくら在宅クリニック | 逗子市 (shounan-zaitaku.com)

高齢者の運転に関して

神奈川県茅ケ崎市で90歳の女性が交差点で4人をはね、死傷させるという事故が起こりました。また、池袋でも同様に90歳の男性が死傷させる事故が起こりました。高齢者によるアクセルとブレーキの踏み間違いや、高速道路の逆走などによる重大事故のニュースがた…

認知症を科学する

アルツハイマー病の病態は 神経細胞周囲にアミロイド沈着にて老人班形成、神経細胞内部にリン酸化タウ沈着です。しかし、生活習慣病と相関性あることは驚きです。 在宅医療 | さくら在宅クリニック | 逗子市 (shounan-zaitaku.com)

身体抑制に関する同意書

,"data":{"textAlignment":"left","dynamicStyles":{"line-height":"2.16"}}},{"key":"bl5tf","text":"一方で、立つ・歩くのには、体の様々な器官に生理的に多くのメリットがあり、人としての尊厳を守ることにもつながります。新版間違いだらけのリハビリテ…

認知症を科学する

高齢者の認知機能の低下を疑う際に最初すべきことは、薬を疑うことだと私は考えます。 資料にあるように抗うつ薬、抗ヒスタミン剤、ベンゾジアゼピン系薬剤、抗精神病薬の投薬の有無を必ず確認する必要があると私は考えます。 在宅医療 | さくら在宅クリニッ…