在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 85

子宮体がん(子宮内膜がん)について詳述します

閉経後女性に多く(中央年齢63歳)、高齢女性の不正性器出血に注意が必要です

高リスクは下記です

  • 高年齢
  • エストロゲン製剤
  • タモキシフェン
  • 少ない妊娠回数
  • リンチ症候群、糖尿病
  • 高脂肪食など 

子宮体がん(子宮内膜がん)の治療として

外科的治療が主体であり、TAH(複式単純子宮全摘術)+BSO(両側卵管卵巣摘出術)
+リンパ節郭清+体網+細胞診

を行います。

化学療法としては婦人科系がんは共通して

カルボプラチン+パクリタキセル

進行がんの低悪性度にはホルモン療法(プロゲステロン製剤)を行います。

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