在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

2022-07-18から1日間の記事一覧

パーキンソン病を科学する

パーキンソン病の身体所見の身体所見として次に有名なものは 筋硬直が挙げられます ・鉛管様、もしくは歯車様と表現される ・手関節の筋硬直は治療薬の効果判定に適している ・対側四肢の運動などで、誘発できることがある ・パーキンソン病では他のパーキン…

癌でない病気の終末期

終末期医療というととても寂しい響きですが、在宅医療においては避けて通れない医療です。例えばがん患者さんが、抗がん剤治療などの効果が望めず、それ以上の無理な治療をしないことなどは終末期医療として分かりやすいかと思います。 但し、非がん患者さん…