在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

2022-11-08から1日間の記事一覧

パーキンソン病を科学する

純粋なパーキンソン病においては、MRI上有意所見なしと前述しましたが、パーキンソン+症候群ではMRIにて所見ある疾患あります。 多系統萎縮症のMRIにおいては 十字サイン、小脳萎縮特徴的所見です 在宅医療 | さくら在宅クリニック | 逗子市 (shounan-zaitak…

パーキンソン病を科学する

純粋なパーキンソン病においては、MRI上有意所見なしと前述しましたが、パーキンソン+症候群ではMRIにて所見ある疾患あります。 進行性核上性麻痺においては、上記のようなハミングバードサインが特徴的です。在宅医療 | さくら在宅クリニック | 逗子市 (sho…

在宅医療と抑制

高齢者の在宅医療において家族の負担となる一つの理由は、不穏などの症状です。 もちろん陽性症状として大声あげて外にでる、物を投げたりするなどの症状ある場合は、ある程度内服による管理必要と考えています。但し、少しふらつくからベッド上というのは高…