在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

褥瘡を科学する

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浸出液コントロールの為には「なぜ、どんな性状の浸出液がでているのか」をしることが必要です。

浸出液が多い場合は壊死組織除去行い吸水性高く吸収した液体を戻さないドレッシング材を選択する。浸出液が少ない場合は、壊死組織に水分を供給し軟化させ自己融解を促すドレッシング材を選択します。

外用薬の選択は創面環境調整の概念に沿ったコンセプトに従って行います。在宅医療 | さくら在宅クリニック | 逗子市 (shounan-zaitaku.com)