在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

パーキンソン病を科学する

パーキンソン病治療薬であるドパのやっかいな性質として空腸でのみという、吸収されるまでの経路が非常に長いことが挙げられます。次回以降のべますが、到達率低く、半減期が短いという特徴があります。
これらは、ドパが脳内へ到達しにくいことを示すものでありドパのやっかいな性質を示すものです。因みに、ヘリコバクターピロリに感染しているとドパが体内に到達しにくいと言われています。https://www.shounan-zaitaku.com