在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

パーキンソン病を科学するパーキンソン

パーキンソン病の身体所見として動作緩慢・無動・寡動が挙げられます。

それらの特徴として

・椅子に座るまでの観察で、動作が緩慢であることが分かる

・動作緩慢のみならず、思考も緩慢になる

・仮面様顔貌も筋硬直の部分表示とされる
(現在では無動の要素が強いとする説も有力)

・小字症、小声もみられる
(内因性に尺度を作るのが下手になるためと言われている)

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