在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

2022-03-08から1日間の記事一覧

明日の講演会について

2021年は数えると講演会に21回呼んで頂いておりましたが、最近は自院開設準備などでお断りしておりましたが、明日久しぶりにお話ししてきます。 テーマは最近話題の心不全治療薬ARNIです。 脳外科医が心不全の話?と思われるかもしれませんが、以前の施設で…

人生の最期が看取り難民とならないために

現在の日本における「人生の最期」の迎える場所として、実際には病院で臨終を迎える事例が80%、自宅で迎えるケースは12~3%という割合です。信頼できる統計では1951年は在宅死が82.5%、病院死が17.5%です。もちろん、現在の死因として癌などの…