在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

2022-08-14から1日間の記事一覧

栄養管理を科学する

,"data":{"textAlignment":"left"}},{"key":"8vhnk","text":"侵襲(=感染症など)による栄養障害は、\n侵襲が改善しなければ栄養障害は続き、やがて低栄養状態になります。つまり侵襲となる病態を改善せず栄養を与え続けてもザルに水を満たし続けることと同意…

栄養管理を科学する

栄養と感染防御能の関係は? 低栄養状態=低アルブミン血症の病態においては、まず感染防御の主役としての抗体産生下がります。また、抗菌薬は、そもそもアルブミンとの結合にて血中にて機能します。こうした理由により低栄養状態では感染症は治りにくくなり…

間違いだらけのリハビリテーション

写真は逗子在住山内明徳様撮影 在宅医療 | さくら在宅クリニック | 逗子市 (shounan-zaitaku.com)