在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

2024-01-23から1日間の記事一覧

驚異的な回復力!陰圧閉鎖療法で完治した難治性褥瘡 #陰圧閉鎖療法 #完治

画像は、昨年5月頃体動困難にて筋層に達する褥瘡を生じた方です。 当クリニック介入まで4カ月様々な治療にて褥瘡が完治せず、当クリニックに相談あり治療開始。 まず当クリニックとして陰圧閉鎖療法(VAC療法)行う方針としました。 4カ月の経過で全く治癒しな…

がん緩和ケア医療を科学する8

鎮静を実際に開始した際に、それを評価するスタッフとの共通言語が必要になると考えています。これにより、より鎮静が必要である、鎮静が深くなりすぎているなどの判断を行います。 具体的には苦痛の程度は、 STASにて意識水準を評価します。 またRASSにより…