レビー小体型認知症の症状は以下の5つに分けられまず。
レビー小体がたまる場所によって、多彩な症状をとります。
また、症状の中では、自律神経症状は命に直結するので、最も重要です。
自律神経症状があるかどうかを調べるのに簡単な方法は、起立性低血圧があるかどうかをみます。「高齢者は全員、起立性低血圧があるか調べよ」てもよいかもしれません。
具体的には、ベッドから立たせて3分以内に血圧を測定し、20mmHg以上の血圧低下(or 収縮期血圧100mmHg以下)があるかを調べます。
起立性低血圧があった場合は、血圧を下げる薬を中止し、ドロキシドパ(ドプス)を処方します。
レビー小体型認知症は、幻視が有名で、そこに気を取られがちですが、自律神経症状に対しても注意することが必要です。在宅医療 | さくら在宅クリニック | 逗子市 (shounan-zaitaku.com)