在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 80

膵がんの治療は

切除出来る場合は

ü切除後補助化学療法6カ月

üS-1またはゲムシタビン単独

切除不能の場合は

化学療法は状態の良好な患者(PS0-1)だけに有効であり

最新レジメン(FOLFINOX)で生存期間中央値11カ月

ゲムシタビン単独で生存期間中央値5-6カ月
→生存期間延長効果でなく、症状緩和効果で承認奏功割合10%、症状緩和効果30%

有効な分子標的薬ない

免疫チェックポイント阻害薬が一部に有効
→米国FDAはMSI-highの場合におけるペムブロリズマブ治療承認

#逗子、葉山、横須賀市鎌倉市横浜市の在宅医療