在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

鬱滞性皮膚炎・潰瘍を科学する2


  • 皮膚病変や潰瘍形成の主因は静脈機能不全による
    局所性皮膚軟部組織高静脈圧症であるものです。
  • 表在静脈逆流や不全穿通枝,深部静脈血栓後遺症などにより
    表在静脈系の内圧が亢進し皮膚軟部組織高静脈症となります。
  • 高静脈圧により皮膚毛細血管やリンパ管が拡張し
    これら脈管にタンパク漏出やフィブリン沈着、線維化が起こります。
  • 毛細血管からの酸素や栄養の拡散が障害され組織虚血や皮膚全層の
    慢性炎症が持続し,発赤,色素沈着、脂肪織結節炎 などの皮膚病変が
    生じ掻痒感や圧痛などを呈します

    そしてこれら皮膚病変に掻破や外傷が加わることで難治性の潰瘍が生じます1)



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内田院長 | さくら在宅クリニック (shounan-zaitaku.com)

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