在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 82

少し戻りまして胆道がん、膵がん患者に一般在宅医が遭遇するケース

 

胆・膵がんは予後不良で、長期に元気な症例は少ない

●胆道の問題:胆管炎、狭窄や閉塞による黄疸

 

再発や進行に伴う症状

●肝転移やリンパ節転移による閉塞性黄疸

●がんの進行による食思不振・体重減少・倦怠感・疼痛など

●がん性腹膜炎・腹水

 

肺転移による呼吸不全

 

閉塞性黄疸の積極的治療

●消化器内科医の介入が必要

●ステントなど

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