在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

がん緩和ケア医療を科学する40

がんのつらい症状~倦怠感の解消には下記が重要です

倦怠感の原因が悪液質であることをアセスメントする
※二次的な原因の有無を評価 貧血・電解質異常・脱水・感染

悪液質にはステージが存在する 前悪液質・悪液質・不応性悪液質に分かれる
※悪液質とはがんから分泌されるサイトカインによる食欲低下を伴う食欲低下・筋肉量の低下
悪液質ではエネルギーの燃焼が脂肪<筋肉となる

エドルミズは早い段階で使う

 

因みに『悪液質』の定義は、下記1,2,3のうちの2以上当てはまる場合です。

エドルミズの適応『悪液質』と診断できるとされています。我々が診る患者さんには全て該当してしまう気がします。

過去6か月間で5%以上の体重減少・食欲低下あり

1.疲労感・倦怠感

2.全身の筋力低下

3.CRP 0.5以上、Hb 12g/dl以下、Alb 3.2g/dl以下のいずれか1つ以上

 

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倦怠感#エドルミズ

#在宅医療医に必要な緩和ケア治療に関する知識

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