在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

2024-01-16から1日間の記事一覧

在宅医療のケアとサポート | リウマチ性血管炎患者の事例

在宅医療は医療的側面が下がり、ケアやサポートという比率が高医療です。 ただし、病状によっては医療的な側面が上がります。 上記の画像はリウマチ性血管炎にて膝上より下肢切断を診断された患者さんです。 北関東でお一人で住まわれていて、息子さんのいる…

がん緩和ケア医療を科学する1

在宅医療においてがん終末期医療において如何に疼痛なく苦痛なく安心して過ごして頂くかは非常に重要なことです。 がん終末期に時に経験する困りごととして しゃっくりが挙げられます。たかがしゃっくりと考えますが、持続するしゃっくりは患者さんにとって…