在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

2024-01-17から1日間の記事一覧

在宅医療の革新、クーデックエイミーで麻薬投与が簡単!

在宅医療において癌患者さん、慢性心不全の患者さんなどで麻薬や鎮静の薬を精密に投与する必要が生じます。こうした患者への投薬行う場合、今までは機器をレンタルして投薬を行っていましたが、在宅でも使用できる機器が登場しました。 名称はクーデックエイ…

がん緩和ケア医療を科学する2

在宅診療で持続鎮静するための重要な約束ごとして 関係者全員の同意が必要です患者さんが判断できない状態だったらどうするか?ご家族の同意が必ず必要です。 鎮静に関しては、呼びかけで反応できる程度の鎮静(調節型鎮静) or 深い鎮静(持続型鎮静)が存在す…