在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

栄養管理を科学する

在宅医療 | さくら在宅クリニック | 逗子市 (shounan-zaitaku.com)

加齢による嚥下機能に及ぼす筋肉群として嚥下関連筋群が挙げられます。

この筋肉の役割は

嚥下時に舌圧を保持し、喉頭を引き上げる役割。

収縮により喉頭挙上、喉頭閉鎖。食道入口部が開く。

です。

加齢により嚥下関連筋群の筋力低下は

喉頭・舌骨の下方偏移

運動範囲狭くなる

挙上力低下

を引き起こします。

これにより、下記の症状をひきおこします

  • 喉頭挙上に時間かかる、運動量も多くなる
  •  誤嚥しやすくなる