在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 74

肝がんの治療の治療においては、肝硬変や慢性肝炎などが基礎にある残存肝機能Child-Pughの分類にて治療適応決定されます。

具体的には、Child-Pughの分類

A > B > Cにより決定され軽度重度となります。

局所療法➤肝機能、部位、大きさと個数などにて決定され下記の治療があります

①切除

②ラジオ波治療(RFA)

③経皮的エタノール注入(PEI)

④肝動脈化学塞栓療法(TACE)

切除など局所療法の非適応例は極めて予後不良

生存期間中央値は半年から1年となります

肝がんの治療
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