在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 54

胃がんのステージ別治療として

1期は胃壁の固有筋膜層浸潤まで及びリンパ節転移2個までです。

この場合外科的切除ないし内視鏡切除で治癒率は90%と非常に高くなります。

3期は周囲への浸潤及び多数のリンパ節転移ありであり、外科的切除+補助化学療法となります。治癒率は40-50%と非常に予後が厳しくなります。

2期は1期と3期の中間です。

4期は遠隔転移ありで、外科的治療の適応外となり化学療法のみであり、その予後は非常に厳しいものです。

胃がんの治療
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