在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

在宅医療における褥瘡治療

在宅医療は医療的側面が下がり、ケアやサポートという比率が高医療です。

ただし、病状によっては医療的な側面が上がります。

上記の画像はリウマチ性血管炎にて膝上より下肢切断を診断された患者さんです。

北関東でお一人で住まわれていて、息子さんのいる地へ転居し、足は切りたくないとのことで神奈川の息子さん宅で加療を希望されました。

初診時は、踝より下が壊死していると思われる黒色壊死の状態でした。

約半年の経過で踝から下肢甲部の半分までは再生してきました。

まだ生きている部分があり、もう少し再生可能と考えますが、下肢の切断を診断された状態から知らない土地への転居で不安しかない患者さんが、ここまで良くなり、感謝の言葉を頂く度に、まだまだ自分も医師として頑張ろう、自身も発展途上で成長を実感し嬉しい気分になります。

*患者様からの同意得て掲載しております

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