在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

失禁関連皮膚炎(IAD: incontinence associated dermatitis)を科学する37

皮膚カンジダ症の疑いがある場合

真菌感染の有無を診断するために、
専門医にコンサルテーションする。

真菌感染が認められれば、適切な
外用薬での治療が大切。

過度な湿潤環境を避けるために、
速やかなおむつ交換などの排泄ケアを実施する。

スキンケアの見直しを行い、
正しいスキンケアを実施する。