在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

認知症を科学する

f:id:neurosamasama:20220107125552j:plainレビー小体型認知症アルツハイマー病もコリン作動性神経の障害であることより、レビー小体型認知症にドネペジルは有効であるという仮説は成り立ちます。

これに対する試験はレビー小体型認知症認知症を伴うパーキンソン病という病態に置き換え試験行いましたが、認知症を伴うパーキンソン病にドネペジルは無効ということが科学的に明らかとなりました。しかし、実臨床では少し認知機能が落ちたからドネペジル処方しよう!などとい使用方法が現実です。在宅医療 | さくら在宅クリニック | 逗子市 (shounan-zaitaku.com)