在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

がん緩和ケア医療を科学する4

鎮静の対象症状は?という問いに鎮静の対象は非常に多岐にわたります。一般的にせん妄、呼吸困難などが対象と想起しがちです。

Maltoni J Clin Oncol 2012からの報告では、痒み、嘔気なども対象となるものです。

せん妄54%、呼吸困難30%、続いて精神的苦痛19痛み17%、嘔吐5%、その他(かゆみ、出血)4%

また注意すべき点はOosten Eur J Cancer 2011らの報告あるように難治性疼痛に対してオピオイドを増量した結果生じたせん妄に対して鎮静が行われている可能性が非常に多いことです。

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苦痛緩和と鎮静

#在宅医療医に必要な緩和ケア治療に関する知識

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