IADの予防発生メカニズムと予防策
IADは過度の水分暴露(尿・下痢便)、脂質分解酵素(リパーゼ)により皮膚の浸軟(バリア機能破綻)を生じます。
これに蛋白分解酵素(プロテアーゼ)が作用して発赤を起こします。
さらに細菌が作用して潰瘍、びらんを生じてIADとなります。
予防には
・保湿・保護、皮膚バリア機能回復(エモリエント剤)、撥水剤の予防的塗布
・清拭・洗浄
・収集・保護、軟便吸収パッド、下痢便ドレナージ、亜鉛化軟膏や創傷被覆剤による保護が重要です。
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#失禁関連皮膚炎
#IAD: incontinence associated dermatitis
内田院長 | さくら在宅クリニック (shounan-zaitaku.com)