塞栓性脳梗塞に対する、血管内治療はこの10年で劇的に変化しました。
思い返せば、ウロキナーゼ動注療法からメルシリトリーバーに始まり、いまではステント型3種類、吸引型1種類が使用できます。
今月から、さらに新しいデバイスが登場するそうです。
吸引型のデバイスとしてはこれまでペナンブラカテーテルが唯一の存在でしたが、これで2種類となりました。
先端が柔らかく、内腔が大きいカテーテルです。
ポンプは使用せず、同包されている注射器を使用して吸引します。
ソフィアフロー なんて名前がかっこいいですね。
因みに、今日の朝(午前0時くらいですが)もこの治療で行いました。
ひとまず失語が改善し、麻痺も回復傾向です。
やったー!