在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

栄養管理を科学する

腸管バリア機能とは?

気道や腸管などの粘膜における免疫系の首座としての抗体はIgAに依ります。

そして、腸管粘膜を重層的に保護する仕組みとしてGALT(腸管関連リンパ組織)が存在します。これは全身の免疫系に多大な働きをする仕組みです。様々な理屈をスキップした説明としてGALT(腸管関連リンパ組織)の維持保護には、腸管を使用する(=経口摂取、経管栄養)ことが、最も重要となります。つまり、腸管を使用することは、感染症にならないために重要であるという理屈となります。在宅医療 | さくら在宅クリニック | 逗子市 (shounan-zaitaku.com)