在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

がん緩和ケア医療を科学する37

がん終末期に起こる吐き気の原因と対策について

在宅医療にて一番注意しているのは腸閉塞(イレウス・サブイレウス)です。

1.腸閉塞(イレウス・サブイレウス)に対しては
ステロイド投与、胃管チューブの挿入、
オクトレオチド投与などにて対応します。
※PTEG

2.便秘に関しては、前回述べた通りです

3.電解質異常は補正行います

4.脳転移はグリセロール、ステロイド投与など行いますが在宅にては治療選択が限れてきます

5.医療用麻薬を含む薬剤は、制吐剤などの併用を行います

6.心理的要因においては抗不安剤などが奏功する場合が多いと考えております

You Tubeにて在宅診療の知識を学んでみませんか?☟より

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がん終末期に起こる吐き気

#在宅医療医に必要な緩和ケア治療に関する知識

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