急性期再開通療法において時間短縮が、最も大切であることは常識なのですが。
頭蓋内大血管閉塞において、機能生命予後を改善する為に次に我々は何が出来るのか?
欧米では急性期再開通療法×神経保護因子投与という試みが沢山行われおり、現在でも表に示すように沢山の研究が進んでいます。
但し、神経保護因子の開発は1000以上試みられていますが、上手くいっていないのが実情です。
当院でも、時短=神経細胞への血流再開によるエネルギー供給という単純な構図と異なる観点からの臨床研究行うべく準備を進めております。
良い結果をだし、少しでも脳卒中治療に寄与できたらと考えております。