在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

がん緩和ケア医療を科学する3

苦痛緩和と鎮静に関しては、苦痛緩和と鎮静に関しては

救急やICU精神科医療、緩和ケアの分野でその目的は大きく異なります。

緩和ケアの分野での鎮静の目的は

臨死期には、標準的な緩和治療に反応しない耐え難い苦痛が出現する場合があり、意識を保ったままで苦痛を緩和することが困難になることは少なくない、ことが目的となります。

しかし、在宅診療における鎮静の現状は、必ずしも万全ではありません。

持続的深い鎮静の施行頻度 6.7~68%と報告によって大きな差があるのも問題点です。

日本の緩和ケア施設(緩和ケア病棟、緩和ケアチーム、在宅緩和ケア診療所)

での観察研究では、持続的深い鎮静を受けたのは、

15% (269/1,827)です。

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苦痛緩和と鎮静

#在宅医療医に必要な緩和ケア治療に関する知識

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