在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

がん緩和ケア医療を科学する19

ROOにはアブストラル舌下錠,イーフェンバッカル錠があります。舌下と頬部に置く違いありますが経粘膜から投与します。

幾つかの注意として

①原則経口モルヒネ換算のベースをバッカル錠は30mg/日以上、舌下錠は60mg/日以上使用

②バッカル錠は50 or 100μg以上から舌下錠はor 100μg以上から

③投与間隔はアブストラル舌下錠は2時間以上,イーフェンバッカル錠は4時間以上間隔あける

④投与30分後に痛みが残存する場合は同一用量以下を1回のみ追加可能

⑤投与間隔はアブストラル舌下錠は2時間以上,イーフェンバッカル錠は4時間以上間隔あける両剤とも1日4回まで投与可能

またブースト投与として30分間隔をあければ再度投与が可能です。

 

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苦痛緩和と鎮静

#在宅医療医に必要な緩和ケア治療に関する知識

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