在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

がん緩和ケア医療を科学する34

横隔膜下の担癌患者さんにおいてのつらい症状の一つにて浮腫があります。

原因に関しては

リンパ浮腫、静脈うっ血性浮腫、深部静脈血栓症

が挙げられます。

具体的には、浮腫とは血液、リンパ液の水分が漏出したものです。

ガンによる浮腫の特徴は進行が早いことです。

  • リンパ浮腫
    がんなどの物理的圧排などによりリンパの流れが滞り生じる浮腫
    リンパ浮腫が悪化すると感染などの原因となり対応に難渋する場合が多いです。
  • 静脈うっ血性浮腫
    →子宮体がん、卵巣がんなどの骨盤内のがんに多いことが挙げられます。
  • 深部静脈血栓症
    →すい臓がん、卵巣がんに起こりやすいものであり、マッサージは禁忌です

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ガンによる浮腫

#在宅医療医に必要な緩和ケア治療に関する知識

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