在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 24

非小細胞がんのⅢB~Ⅳ期における治療は切除不能であり、化学療法が主体となります。これに新たな治療薬として、2015年以降免疫チェックポイント阻害薬が使用できるようになりました。

具体的なレジメは、ニボルマブ(オブジーボ)においては

投与量は3mg/kg、投与日はday1、投与間隔は2週間毎になります。

使用方法に関しても他の化学療法との併用、術後補助療法、ファーストライン

放射線療法など化学療法以外との併用などの研究が進んでおります。

※注意点は、多数ありますが自己免疫疾患、間質性肺炎では重篤化ないし致死的となる場合があります。

内田院長 | さくら在宅クリニック (shounan-zaitaku.com)

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