在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

がん緩和ケア医療を科学する36

便秘治療薬機序によりざっくり下記のように分類されます

酸化マグネシウム:便の中の水分を増量させる

センナ:腸の動きを促進させる

モビコール:腸液の分泌を促す薬

スインプロイク※医療用麻薬の便秘に特化した便秘薬

スインプロイクはオピオイドだけでなくトラムセットなどの便秘にも効きます

オピオイドで何故便秘?

脳・脊髄にオピオイド受容体存在するが、腸管にも存在する

神経細胞の働き抑制にて鎮痛・鎮静=腸管機能抑制にて便秘

スインプロイクはBBB通過せず腸管のみに作用

スインプロイクは弱オピオイドに分類される、リン酸コデイン、ペンタジン、トラマールなどに効果を示す

便秘は食欲低下、嘔気・嘔吐、不穏などの原因となりがん患者さんだけでなく高齢者共通の問題

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ガンによる便秘

#在宅医療医に必要な緩和ケア治療に関する知識

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