在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

がん緩和ケア医療を科学する35

がん患者の6割が抱える便秘トラブルはどのように解決すればよいのでしょうか。

終末期のがん患者さんの8割は便秘に悩まされます。

便秘による腹痛をがんによる腹痛と間違える

オピオイド増量にて更に便秘が増悪は時に陥りがちな対応です。

・なぜ便秘見逃されてしまうのか?

・がん便秘原因と対処法

・気をつけなければいけない特殊な便秘

注意すべきは、食事をしてなくても便秘になる=便は食べ物のカス以外も多いということです。

腸粘膜の剥がれた残骸、腸内細菌の死骸=全く食事をしてなくても便は生成される

便秘の原因と対処法をごくシンプルに考えると

1.がんであること
がんの治療が根本的治療 がんを小さくする、腸管に管を入れる

2.薬によるもの
オピオイドは腸管の動きを抑制する
※吐き気止め、抗精神病薬なども

3.それ以外の原因
糖尿病、甲状腺疾患
※ヘルニア、痔などで腹圧をかけられない場合も生じる

という認識が重要です。


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ガンによる便秘

#在宅医療医に必要な緩和ケア治療に関する知識

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