在宅診療医 内田賢一 奮闘記

三浦半島の根本である逗子・葉山及び横須賀、神奈川で在宅診療行っています。長らく血管障害を中心として脳外科医として働いてきましたが、自分のキャリア後半戦は自分の大好きな湘南の地の人々が本当に自宅で安心して医療受け過ごせるお手伝いをできたらと考えております。自身の医療への思いや分かりにくい医学の話を分かりやすく科学的根拠に基づき解説して参ります。

2022-08-20から1日間の記事一覧

栄養管理を科学する

栄養状態を評価するには? Subjective Global Assessment主観的包括的評価 という評価方法があります。 これは毎日の問診に栄養の視点をプラスしてくれるものです。 これにより問診をしながら栄養をチェックできるようになることが重要です。在宅医療 | さく…

栄養管理を科学する

栄養状態を評価するには? Mini Nutritional Assessment簡易栄養状態評価表という評価方法があります。 これは前出のSubjective Global Assessment主観的包括的評価に比べて、スコア化により客観性を担保できるという特徴があります。

褥瘡に関する革命~湿潤療法+栄養改善

脳外科医として勤務医をしていたころ、創部感染の問題は時起こっていました。脳卒中患者の褥瘡も頭を悩ませる問題です。研修医の頃は、毎朝傷を消毒してガーゼ交換することが至上の命題であり、唯一の病院内での存在意義でもありました。そうした頃に創処置…